プリウスは、燃費性能や静粛性に優れていることから人気があります。そんな中古のプリウスですが、「バッテリーの劣化が心配」「中古で買うのはやめた方がいいのでは？」と気になる方も多いでしょう。

そこでこの記事では、中古のプリウスはやめた方がいいのかどうか解説します。また、失敗しないための選び方や、年式・走行距離などをふまえたおすすめのモデルも紹介します。

この記事を読めば、中古のプリウス購入で注意すべきポイントがわかるので、検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

中古のプリウスを購入するならナビゲートがおすすめ

引用元：ナビゲート公式HP

中古のプリウスを購入するならナビゲートがおすすめです。 ナビゲートなら、プリウス専門店としてプリウスの在庫を常に多数揃えているため、その場でそれぞれの違いを比較しながらじっくり検討することが可能です。 また、カスタム車のご注文にも対応していたり、車検の費用も他社と比べて比較的お安くしていたりなど、お客様第一でサービスを提供しております。

中古のプリウスはやめた方がいいといわれる理由

プリウスは低燃費で環境性能に優れた車として高く評価されています。しかし、中古のプリウスはやめた方がいいといわれることもあります。やめた方がいいと言われる理由は、以下の6つです。

• ハイブリッドシステムが故障しやすいから
• バッテリーの交換が高価だから
• 走行距離が長いから
• 運転中のノイズがひどくなっているから
• 中古車で売却する際のリセールバリューが期待できないから
• 燃費が下がっているから

それぞれ詳しくみていきましょう。

ハイブリッドシステムが故障しやすいから

中古のプリウスは、ハイブリッドシステムの劣化や故障の可能性が高まります。高年式や走行距離の多い車両は、電動制御系のセンサーやインバーターなどの故障が発生するケースもあるため注意が必要です。

ハイブリッドシステムの修理費用は非常に高価なため、中古車を安く手に入れても、結果的に同等の負担が伴う可能性があることからやめた方がいいといわれることがあります。

バッテリーの交換が高価だから

ハイブリッド車の肝である駆動用バッテリーは、劣化が進むと交換が必要になります。プリウスのバッテリーは新品に交換する場合、数十万円の費用がかかります。

保証が切れている中古車両では、自己負担になるため、購入前にバッテリーの状態・交換履歴・保証の有無を確認しておくことが重要です。

走行距離が長いから

中古で出回っているプリウスの多くは、すでに10万km以上走行している車両が多く見られます。走行距離が多い車は、エンジンや足回り、ハイブリッド関連部品の消耗が進んでいる可能性が高まります。

走行距離が長い車は安いですが、その分故障リスクやメンテナンスコストがかさむため、コスパが良いとは言い切れないでしょう。

運転中のノイズがひどくなっているから

年式が古くなったプリウスは、遮音材の劣化やエンジン・モーター部品の摩耗により、運転中のノイズが大きくなる可能性が高まります。モーター走行からエンジン走行への切り替え時に発生する音や、振動が気になるといった声もあります。

そのため、試乗して実際の乗り心地を確認することが重要です。

中古車で売却する際のリセールバリューが期待できないから

プリウスは新車時の人気が高い反面、市場に多く流通しているため、中古車として再び売却する際のリセールバリューが低くなります。旧型モデルや走行距離が多い車両は査定額が低くなり、買い替え時の下取り額に期待ができないでしょう。

そのため、再販価値を重視する人にとっては、リセールバリューの低さからやめた方がいいといわれることがあります。

以下の記事では、プリウスの中古買取相場を徹底紹介しています。査定項目や注意点を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

プリウスの中古買取相場を徹底紹介！査定項目や注意点を解説！

燃費が下がっているから

ハイブリッド車の大きな魅力である燃費性能も、年数が経過するごとに徐々に低下します。バッテリーやエンジン内部の摩耗が進むことで、本来の燃費性能が発揮されにくくなり、カタログ燃費が出ないといった声もあります。

そのため、中古のプリウスを選ぶ際には、実燃費を販売店に確認することが大切です。

中古のプリウスは正しく選べば問題ない

「中古のプリウスはやめた方がいい」といった声もありますが、実際には正しい知識とポイントを押さえて選べば、長く安心して乗れる優良な車両を見つけられます。トヨタのハイブリッド技術は信頼性が高く、整備がしっかりされていれば中古車でも十分な性能を発揮します。

近年では、ハイブリッドシステムやバッテリーの耐久性も向上しており、信頼できる業者で定期点検やメンテナンスが適切にされていれば故障リスクを低減することが可能です。

以下の記事では、プリウスの寿命を紹介しています。寿命の平均や長く乗るためのポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

プリウスの寿命は何年？寿命の平均やプリウスに長く乗るためのポイントを紹介！

中古のプリウスで失敗しない選び方

ここでは、中古のプリウス選びで失敗しない方法を4つ紹介します。

• バッテリーの状態を確認する
• 走行距離と年式を確認する
• 修復歴を確認する
• 信頼できる業者で購入する

それぞれ詳しくみていきましょう。

バッテリーの状態を確認する

ハイブリッド車の駆動用バッテリーの状態は、中古プリウス購入時に最も重視すべきポイントの1つです。バッテリーの劣化が進んでいると、走行中のトラブルにつながる可能性が高まります。

そのため、購入前にバッテリー交換の実施履歴や、ディーラー・整備工場での診断結果を確認するのがおすすめです。

走行距離と年式を確認する

走行距離と年式のバランスも大切です。一般的に「1年＝1万km」が目安とされており、大幅に超えている車両は、車体や機構部品の消耗が進んでいる可能性が高いとされています。

ただし、年式に対して走行距離が極端に短い場合も、長期間放置されていた恐れがあります。年式や距離だけで判断するのではなく、整備記録や前オーナーの使用状況と合わせて、総合的に判断することが失敗を防ぐポイントです。

修復歴を確認する

中古車を選ぶ際には、修復歴の有無を必ず確認しましょう。修復歴とは、事故などで車の骨格部分に損傷があり、修理された履歴のことを指します。

中古のプリウスは、外観がきれいでも内部構造にダメージが残っている恐れがあります。そのため、販売店で「修復歴なし」と記載されている場合でも、販売員に確認すると良いでしょう。

信頼できる業者で購入する

どんなに車両が魅力的でも、販売店が信頼できなければ安心して購入することはできません。整備履歴や車両状態の説明を丁寧にしてくれるか、保証制度が整っているかといった点も判断材料です。

特に、ハイブリッド車であるプリウスは信頼性の高い業者で購入することで、トラブルを避ける確率が格段に上がります。

中古のプリウスでおすすめのモデル

ここでは、中古のプリウスでおすすめのモデルを3つ紹介します。

• 3代目プリウス｜コスパを重視したい方におすすめ
• 4代目プリウス｜バランスを重視したい方におすすめ
• 5代目プリウス｜長く乗りたい方におすすめ

それぞれの特徴を詳しくみていきましょう。

3代目プリウス｜コスパを重視したい方におすすめ

2009年から2015年まで販売された3代目プリウスは、中古市場で多く流通しており、比較的安価に手に入るのが魅力です。ハイブリッドシステムの完成度も高く、実燃費も20km/L以上とされています。そのため、燃費と価格のバランスに優れた1台といえるでしょう。

3代目のプリウスは安全装備やインフォテインメント系は最新モデルに比べて劣るものの、日常使いには十分な機能を備えており、予算を抑えたい方に最適です。

4代目プリウス｜バランスを重視したい方におすすめ

2015年から2022年まで販売された4代目プリウスは、燃費・走行性能・安全装備のバランスに優れたモデルです。トヨタの新プラットフォーム「TNGA」を採用したことで、乗り心地と安定性が大きく向上しており、従来よりもドライバー志向の乗り味に進化しました。

Toyota Safety Senseなどの先進安全装備が標準搭載されているグレードも多く、通勤・通学から長距離ドライブまで幅広いシーンで活躍できます。状態の良い車両も多く、中古でも信頼性の高い世代です。

5代目プリウス｜長く乗りたい方におすすめ

2023年に登場したばかりの5代目プリウスは、中古市場ではまだ流通が少ないものの、今後のリセールや長期使用を見据えて購入を検討する価値があります。外観は従来のプリウスとは一線を画すスポーティで洗練されたデザインとなっており、性能面でもさらなる進化を遂げています。

ハイブリッドシステムの改良により燃費性能が向上しつつ、走りの楽しさや静粛性も高レベルで実現されているのが特徴です。長く付き合える1台として、今後価格が落ち着いてきたタイミングで狙うのも賢い選択です。

中古のプリウスに関するよくある質問

中古のプリウスは選び方によって当たり外れが大きく、「本当に大丈夫か？」といった不安の声も多く見られます。ここでは、購入前によくある4つの疑問に回答します。

• 10年落ちの中古のプリウスは購入しても大丈夫ですか？
• 中古のプリウスのバッテリー寿命はどのくらいですか？
• 走行距離が20万kmの中古のプリウスは大丈夫ですか？
• 中古のプリウスを50万で購入しても大丈夫ですか？

それぞれ詳しくみていきましょう。

10年落ちの中古のプリウスは購入しても大丈夫ですか？

10年落ちのプリウスでも、整備履歴がしっかりしていて状態が良好な車両であれば、購入しても問題ありません。ただし、経年劣化によるバッテリーの性能低下や、ハイブリッドシステム関連の故障には注意が必要です。

そのため、購入前にはバッテリー診断結果や整備記録をしっかり確認しておきましょう。また、保証付きで販売されている車両を購入することで、安心感も得られます。

中古のプリウスのバッテリー寿命はどのくらいですか？

プリウスのハイブリッド用バッテリーの寿命は、一般的に8〜10年、走行距離で言うと15万〜20万km程度が目安とされています。定期的にバッテリー診断を受けていた車両や、高速走行が多くエンジンとの負荷バランスが良い車は、安心して利用できるでしょう。

購入前にバッテリーの状態をチェックし、交換時期が迫っていないかを確認することが大切です。

以下の記事では、プリウスのバッテリー交換が自分でできるのか解説しています。交換方法や安くする方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

プリウスのバッテリー交換は自分でできる？交換方法や安くする方法を紹介

走行距離が20万kmの中古のプリウスは大丈夫ですか？

走行距離20万kmを超えたプリウスは、物理的に乗れないわけではありませんが、主要部品の劣化が進んでいる可能性が高いとされています。ハイブリッドシステム・バッテリー・足回り・ブレーキなどの交換が近い状態であれば、想定外の出費が発生する恐れがあります。

修復歴の有無・整備履歴・バッテリー診断結果をしっかり確認した上で、販売店の保証付き車両を選ぶことが重要です。

中古のプリウスを50万円で購入しても大丈夫ですか？

50万円で購入できる中古プリウスも存在しますが、多くの場合で年式が古く、走行距離が10万km以上の車両が該当します。この価格帯の車は、ハイブリッドバッテリーの交換時期が近づいていたり、メンテナンスが不十分であったりします。

価格の安さだけに飛びつかず、状態確認を徹底することがポイントです。

まとめ

この記事では、「中古のプリウスはやめた方がいい？」といった疑問に回答し、失敗しないための選び方やおすすめのモデルも詳しく紹介しました。

プリウスは燃費性能や静粛性に優れたトヨタの人気ハイブリッド車で、中古市場でも高い需要がありますが、状態によっては注意が必要です。

この記事を参考に、中古プリウスを検討する際の注意点を押さえ、安心して長く乗れる一台を見つけましょう。

中古のプリウスを購入するならナビゲートがおすすめ

引用元：ナビゲート公式HP

中古のプリウスを購入するならナビゲートがおすすめです。 ナビゲートなら、プリウス専門店としてプリウスの在庫を常に多数揃えているため、その場でそれぞれの違いを比較しながらじっくり検討することが可能です。 また、カスタム車のご注文にも対応していたり、車検の費用も他社と比べて比較的お安くしていたりなど、お客様第一でサービスを提供しております。