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ハイブリッド車のバッテリーには2種類あり、特有のバッテリーはメーカーによって保証期間が設けられています。しかし、寿命が長いといわれるハイブリッドの車には、定期的な交換を必要とするバッテリーも搭載されているのです。
そこでこの記事では、バッテリーの寿命で起きる症状やメーカーの保証期間など詳しく解説します。ハイブリッドカーに乗っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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引用元:ナビゲート公式HP
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サービス | ・新車・中古車販売 ・中古車買取 ・車検・整備・タイヤ交換 ・事故修理・24時間レッカー ・カスタム・パーツ販売 |
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蓄電と発電を繰り返しながら走行するハイブリッド車は、低速のときに電気モーター、高速のときにガソリンエンジンを使うため、全体的に燃費の良いことが特徴です。
そんなハイブリット車は、走りながらバッテリーに電力を蓄え、貯めた電気は発進や加速のときに使われます。
ここでは、詳しいバッテリーの仕組みについて紹介します。
ハイブリット車には2つのバッテリーが搭載されており、どちらも重要な役割を担っています。
それぞれのバッテリーは異なる性質ですが、連動しながら車の走行を維持しています。ハイブリット車のバッテリー交換に必要な知識として、2種類のバッテリーの違いについて詳しく解説します。
駆動用バッテリーは、発進のときに使用するモーターに電気を送り、高速で走行しているときに充電しています。
一般的に、リチウムイオン電池やニッケル水素電池が使用されており、201.6Vという大容量が特徴です。ほとんど交換の必要がない駆動用バッテリーは、ハイブリットバッテリーとも呼ばれており、万が一バッテリーが弱ってしまうと急速に燃費が悪くなってしまいます。
ガソリン車にも搭載されている補機バッテリーは、エンジンの始動やブレーキなどの制御システムに重要な電力供給源で、ハイブリッド車に重要なバッテリーです。
12V電源は電気系統すべてに適用されており、ハイブリッド車を動かすために補機バッテリーが欠かせません。
この補機バッテリーは定期的にバッテリー交換が必要で、充電がなくなってしまうとモーター電力のあるハイブリッド車といえど走行できなくなります。
2種類のバッテリーは、それぞれ違う位置に搭載されています。
大型の駆動用バッテリーは約50kgと重いため座席の下や床下、12Vの補機バッテリーはエンジンルームやトランクルーム、後部座席の下などです。
ハイブリッド車として人気のプリウスは、50系ならエンジンルーム、60系はトランクルーム内と、発売時期によって補機バッテリーの搭載位置が異なっています。
ハイブリット車のバッテリーは、種類や走行によって寿命が異なります。駆動用バッテリーは長期にわたり長持ちしますが、補機バッテリーはガソリン車とおなじく定期的に交換が必要です。
それぞれのバッテリー寿命について、詳しく解説します。
ハイブリッド車のバッテリー交換費用については、「ハイブリッド車のバッテリー交換費用はどのくらい?大手メーカー3社の交換費用相場を紹介!」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
駆動用バッテリーの寿命は走行の仕方によって異なりますが、10万km以上走ったり10年以上使ったりしても、交換を要しない場合があります。
ハイブリット車の特性上、走行中は発電と充電を繰り返すため、放電と充電が過剰にならないようしっかり制御されており、特に寿命が長いのです。ただし、市街しか走らないような運転だと、充電不足により駆動用バッテリーに負荷がかかる場合があります。
電源を供給する補機バッテリーは、3~5年ほどで交換時期を迎えることが多いです。
駆動用バッテリーによるハイブリッドシステムへ切り替えると、補機バッテリーの充電が始まり、ガソリン車よりも効率の良い充電と発電が可能になります。ハイブリッド車の電力を供給する補機バッテリーは、使用開始から3年でメンテナンスすることがおすすめです。
ハイブリット車のバッテリーを長持ちさせるためには、2つのポイントに注意してください。
それぞれ詳しく解説します。
ハイブリット車のバッテリーを長持ちさせたいなら、適度な運転が必要です。なぜなら、長い駐車期間のあとに運転すると、放電によって充電が少なくなったバッテリーに負荷をかけてしまうからです。
また、充電が0%に近くなるとエンジンをかけられなくなります。一度あがってしまったバッテリーは寿命が短くなってしまうので、十分に注意が必要です。
ハイブリッド車のバッテリーは、直射日光や高温となる場所を避けて保管しましょう。20~25℃が理想の温度で、10℃上がればバッテリーの機能は半減し寿命が短くなります。
また、電池に使われているリチウムイオンは外気温が40℃の場所に長期間駐車すると、化学反応により異常発熱を引き起こす場合があります。そのため、夏場は炎天下に長時間駐車しないようにしましょう。
国内の大手ハイブリッド車メーカーは、バッテリーに一定期間の保証を設けています。
メーカー | 保証期間 |
トヨタ | 新車登録から5年または走行距離10万kmまで |
ホンダ | 新車登録から5年かつ走行距離10万kmまで |
レクサス | 新車登録から5年かつ走行距離10万kmまで |
スズキ | 新車登録から5年または走行距離10万kmまで |
日産 | リチウムイオンバッテリーのみ5年または10万kmまで |
スバル | 新車登録から5年かつ走行距離10万kmまで |
新車登録から「5年間」が一般的な目安ですが、トヨタやスズキ、日産は「走行距離10万km」を越えた段階で保証が切れてしまいます。愛車の年数と走行距離を一緒に意識しておきましょう。
ハイブリッド車のバッテリーは、寿命が近づいた前兆が出たら交換時期です。前兆が出ているのに交換を後回しにしていると、思わぬ事故や故障につながります。
ここでは、バッテリー寿命の前兆を解説します。
エンジンがかかりにくくなったら、寿命が近づいている前兆です。バッテリーの性能が弱くなるとセルが回転しにくくなり、エンジンのかかり具合が悪くなります。
また、寒い日はバッテリーが冷えてエンジンがかかりにくくなる場合もあるため、使用年数と比較して点検しましょう。
多くの方に乗られているプリウスのエンジンがかからない原因について「プリウスのエンジンがかからない原因とは?対処法も合わせて解説!」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
バッテリーからの電力供給が少なくなると、ヘッドライトが暗く感じる場合があります。安定した電力が必要なヘッドライトは、バッテリーの寿命が近づくとアイドリング中のヘッドライトが暗くなったり、ちらつきが出たりします。
バッテリーが劣化すると、パワーウィンドウの開閉が遅くなり動きも悪くなります。特に、アイドリング中にパワーウィンドウの動きが悪いときは、バッテリーが十分な充電をできていない可能性があります。
窓の内側や外側に汚れもないのに動きが遅いときは、バッテリーの寿命を疑ってみましょう。
電圧が低くなったバッテリーは、残りの寿命が短いといえます。エンジンを停止しているとき、バッテリーの電圧は12.5~13Vですが、12.5Vを下回るときはバッテリーが劣化しているかもしれません。
ただし、オルタネーターの異常でも電圧が下がる場合があります。その場合は電流の数値も30A以下に下がります。詳しい診断は業者に依頼しても良いでしょう。
アイドリングストップにも電力が必要で、バッテリーが弱くなると作動しなくなります。信号待ちなどでアイドリングストップが作動しない場合、バッテリーからの電力が弱くなっているでしょう。
ただし、冬は外気温が下がりエンジン内部や冷却水の温度が低くなるため、アイドリングストップが作動しなくなることがあります。
ガソリン車と同様、ハイブリッド車もバッテリー交換をしなければなりません。駆動用バッテリーは10年以上・走行距離15万km以上、補機バッテリーは3~5年がバッテリー交換の目安です。
ハイブリッド車特有の駆動用バッテリーは、ほとんど交換の必要がありませんが、中古車で購入した場合は年数や走行距離に応じてバッテリー交換をおすすめします。
この記事では、ハイブリッド車のバッテリー寿命について解説しました。ハイブリッド車の駆動用バッテリーは寿命が長いですが、補機バッテリーはガソリン車とおなじく定期的に交換が必要です。
もしも燃費が急激に落ちたら駆動用バッテリーの寿命が考えられるため、交換を検討するため保証期間を確認してみましょう。パワーウィンドウやエンジン始動時など症状で気づくこともあるので、バッテリーに関係する症状は覚えておくことがおすすめです。
プリウスの相談をしてみたいと思った方は、こちらのLINEからお気軽にご連絡ください。ナビゲート オートモービルコレクションのスタッフがまずはご相談に乗らせていただきます。 |
引用元:ナビゲート公式HP
中古のプリウスを購入するならナビゲートがおすすめです。 ナビゲートなら、プリウス専門店としてプリウスの在庫を常に多数揃えているため、その場でそれぞれの違いを比較しながらじっくり検討することが可能です。 また、カスタム車のご注文にも対応していたり、車検の費用も他社と比べて比較的お安くしていたりなど、お客様第一でサービスを提供しております。
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