トヨタプリウス50系は世界的量産型ハイブリッド車として、発売当初から圧倒的な人気と販売台数を記録しているロングヒット車です。

2015年から2023年までの期間に販売された50系プリウスは、TNGAプラットフォームの導入が大きな特徴です。そして、低い重心とスタイリッシュなデザインが、幅広い世代から人気を集めています。そのため、中古車市場でも人気の高い車種です。

そこでこの記事では、プリウス50系のグレードごとの特徴や、中古車で購入する場合のおすすめグレードを解説します。プリウス50系について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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引用元：ナビゲート公式HP

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そもそもプリウス50系とは？

プリウス50系は、運転の喜び・楽しさ、そして美しいデザインを両立させた車です。「美しい地球・美しいクルマ」を開発コンセプトに、最先端のハイブリッドカーとして発売を開始されました。

前期・後期と分かれており、それぞれ販売期間・サイズ・エクステリアなど、全く異なる仕様となります。現在はいずれも新車販売はされていませんが、中古車として幅広い世代から高い人気と注目を集めている1台です。

プリウス50系の特徴

プリウス50系は、これまで設定されていたFF（前輪駆動）のモデルに加えて、後輪をモーターで駆動する四輪駆動車が新しく追加されました。さらに、トヨタを代表する最良の基準作りを定めた「TNGA」を初採用したモデルとして注目を集めています。

前期・後期モデルがある

プリウス50系には「前期モデル」と「後期モデル」の2種類に大きく分類されます。前期・後期モデルのそれぞれの特徴をみていきましょう。

前期モデルの特徴

プリウス50系の前期モデルは、2018年2月以前に製造されたモデルです。

前期モデルでは、30系プリウスよりも燃費性能や内外装のデザインにこだわっており、これまでとは一味違ったプリウスの印象を感じさせる車です。また、低重心のスポーティなデザイン、軽量化により達成された40.8km/Lの高燃費、温かみのある内装デザイン、そして衝突回避支援システム「トヨタ セーフティセンスP」のグレード設定が追加されました。

後期モデルの特徴

後期モデルは2018年2月以降に発売されたモデルです。

後期モデルはフロントグリルやバンパー、ランプ類のデザインが改良されており、内外装共に洗練されつつ落ち着いた印象を与えるモデルとなっています。さらに、T-Connectサービスが利用できる専用通信機DCMが全グレードに標準装備されており、前期モデルと比較して安全性能を飛躍的に向上させました。

トヨタ「TNGA」による安定した走行性能

TNGA（Toyota New Global Architecture）とは、トヨタが誇る走行性能の1つです。

クルマの設計思想であるArchitectureから変えていく取り組みで、パワートレーンユニットとプラットフォームを刷新し、「走る・曲がる・止まる」の3つの基本性能を飛躍的に向上させています。この取り組みにより、さらなる品質・商品力向上に原資を再投資することで、「もっといいクルマ」をよりタイムリーにお届けする好循環を加速させています。

近未来を感じさせるインテリアデザイン

プリウス50系のインテリアデザインは、近未来の乗り物をイメージさせるようなデザインで、スポーティな一面も連想させる特徴があります。

また、長年引き継いできたデザインを一新するかのような内装デザインを採用しており、高級感も感じさせるデザインです。

快適なシート

プリウス50系には、背もたれ部分と座面のシート表皮に、熱気やエアコンの冷風を吸い込む「吸い込み方式のシートベンチレーション」を前席に採用しています。

さらに、シートの材質も向上され、快適な車内空間を実現してくれるでしょう。

広くて使いやすいラゲッジルーム

プリウス50系には、広くて使いやすいラゲッジルームを採用しています。リアゲートの開口部は、ゴルフバック2個を丸ごと収納できるスペースを確保しており、荷物の置き場所に困る心配はありません。

プリウスの積載量についてもっと詳しく知りたい方は、「新型プリウスの積載量はどれくらい？先代モデルとの比較や購入のポイントを解説！」で詳しく解説しています。合わせて参考にしてみてください。

プリウス50系のグレード

プリウス50系には5つのグレードが用意されています。

• Eグレード
• Sグレード
• Aグレード
• Aプレミアムグレード
• ツーリングセレクショングレード

それぞれのグレードを詳しく解説します。

Eグレード｜燃費性能を追求させたグレード

Eグレードは、プリウス50系に用意されているグレードの中で最も燃費性能が優れているモデルです。

実数値は、JC08モード燃費で40.8km/Lと驚異的な数値となっています。とにかく低燃費にこだわりたい方におすすめのグレードです。

Sグレード｜コストパフォーマンスに優れたグレード

Sグレードは、プリウス50系の中で最もコストパフォーマンスに優れたモデルです。

2WDや4WDの設定を自由に選択可能であり、クルーズコントロール機能やサンルーフなどがオプション選択で追加できます。コスパよくプリウスを購入したい方におすすめのグレードです。

Aグレード｜先進安全装備に力を入れたグレード

Aグレードは、衝突回避支援パッケージである「Toyota Safety Sense P」を搭載している安全性能面に優れたグレードです。

運転席パワーシートは標準装備であり、様々な快適装備も多数搭載しています。安全性能に優れたプリウスを購入したい方におすすめのグレードです。

Aプレミアムグレード｜様々な快適装備を搭載した上級グレード

Aプレミアムグレードは、17インチアルミホイールや合成皮革シート、運転席8ウェイパワーシートが搭載された上級グレードです。

他にも、ナノイーエアコンも標準装備されており、プリウスの中でも快適性能を重視する方におすすめするモデルになります。様々な快適装備を搭載した、上級グレードを購入したい方におすすめのグレードです。

ツーリングセレクショングレード｜前席快適温熱シート搭載グレード

プリウスの「Aプレミアム」「A」「S」には、それぞれ標準グレードを基に装備品をグレードアップした「ツーリングセレクション」が用意されています。

ツーリンセレクショングレードは、専用のブラック塗装やリアバンパー、LEDアクセサリーランプが搭載された最上級グレードです。

プリウス50系のカスタム

プリウス50系には、エアロパーツやホイールを交換できるカスタムパーツが多数用意されています。圧倒的な人気を誇るプリウスだからこそ、個性的なカスタムやドレスアップを施すことで、存在感を示すことができるでしょう。

プリウスのカスタムについてもっと詳しく知りたい方は、「中古のプリウスのカスタム例比較5選！カスタムパーツや注意点も徹底解説！」で詳しく解説しています。この記事と合わせて参考にしてみてください。

プリウス50系を中古で買うなら「2018年式Aグレード以上」がおすすめ！

プリウス50系を中古車で購入する場合には、「2018年式Aグレード以上」がおすすめです。

Aグレード以上では、クルーズコントロールやフォグランプ、運転席パワーシートなどの快適装備が標準装備されており、中古車市場でも高い人気と需要が期待できます。そのため、プリウス50系の中でも、どのグレードを選択しようか悩んでいる方は、2018年式のAグレード以上のモデルから選んでみましょう。

プリウス50系モデリスタとは？

プリウス50系モデリスタとは、プリウスをさらに魅力的な車にカスタマイズできるよう、カスタムパーツを多数搭載したブランドです。

モデリスタとは、イタリア語でデザイナーの意味であり、トヨタ車をより魅力的にカスタマイズするためのカスタムパーツのブランドです。モデリスタには、「ICONIC STYLE」と「ELEGANT STYLE」の2種類が用意されているので、好みに合ったカスタムを選ぶと良いでしょう。

まとめ

プリウス50系には「前期モデル」と「後期モデル」があり、それぞれのモデルごとに安定した販売台数と人気を記録し続けてきました。

プリウス50系のグレードごとの特徴をみると購入をおすすめするグレードは「Aグレード以上のモデル」がおすすめです。Aグレード以上のグレードであれば、クルーズコントロールや運転席パワーシートが標準装備されており、売却時にも高い買取金額が期待できるでしょう。

この記事の内容を参考にして、ぜひプリウス50系の購入を前向きに検討してみましょう。

中古のプリウスを購入するならナビゲートがおすすめ

引用元：ナビゲート公式HP

中古のプリウスを購入するならナビゲートがおすすめです。 ナビゲートなら、プリウス専門店としてプリウスの在庫を常に多数揃えているため、その場でそれぞれの違いを比較しながらじっくり検討することが可能です。 また、カスタム車のご注文にも対応していたり、車検の費用も他社と比べて比較的お安くしていたりなど、お客様第一でサービスを提供しております。