プリウスを中古車として購入する場合、新車を購入するよりも安い価格で入手できる可能性があります。また、既に生産中止したモデルを入手できる点も、中古車の魅力の1つです。

ただし、中古車では購入して失敗したと感じてしまうケースも多いです。では、どのような点に注意して中古車を選べば良いのでしょうか。

この記事では、失敗しない中古車プリウスの選び方を徹底解説します。

中古のプリウスを購入するならナビゲートがおすすめ

引用元：ナビゲート公式HP

中古のプリウスを購入するならナビゲートがおすすめです。 ナビゲートなら、プリウス専門店としてプリウスの在庫を常に多数揃えているため、その場でそれぞれの違いを比較しながらじっくり検討することが可能です。 また、カスタム車のご注文にも対応していたり、車検の費用も他社と比べて比較的お安くしていたりなど、お客様第一でサービスを提供しております。

中古のプリウスが安い理由

中古のプリウスが安い理由として、主に以下のような点が挙げられます。

• ハイブリッド車の選択肢が増加
• エクステリアデザインが個性的
• バッテリーの劣化
• ハイブリッドシステムの劣化
• 供給過多で中古車市場が豊富

上記の中で、最も大きな要因としてハイブリッド車のバリエーションが増えたという点が挙げられます。プリウスだけではなく他のハイブリッド車の選択肢も多く、売れ残ったプリウスで中古車市場が豊富となり、価格が下がっている場合が多いのです。

中古のプリウスが安い理由については、プリウスの中古車が安い理由の記事でより詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

失敗しない中古のプリウスの選び方

中古のプリウスを購入したい場合、絶対に失敗したくないものです。そこで、以下のような点に注意して選定してください。

• 走行距離で選ぶ
• 年式で選ぶ
• 修復歴で選ぶ
• 喫煙車かどうかで選ぶ
• 水没車かどうかで選ぶ
• 費用で選ぶ
• デザインで選ぶ

各選び方について、詳しく解説します。

走行距離で選ぶ

中古車を選ぶ際に目が行くのが走行距離です。走行距離が多い自動車は、徐々に各部分で劣化が始まり、中古車として購入した後すぐに故障してしまうなどの可能性もあります。

一般的には1年1万キロの走行が目安で、プリウスの中古車を選ぶ際には5万キロ以下のものを選ぶと良いです。特に長く乗り続けたいと考えているのであれば、ハイブリッドシステムの交換時期である15万キロから逆算して、5万キロ以下の中古車を選べば10年近くは乗り続けられるでしょう。

年式で選ぶ

中古車の中には、走行距離が短くても年式が経過している中古のプリウスもあります。走行していない状態で年式が経過している場合、目に見えない劣化が進行しているかもしれません。乗っていないからこそバッテリー上がりなどのトラブルに発展する場合もあるのです。

そのため、走行距離だけでなく年式もしっかりと確認して中古車を選ぶのがおすすめです。5年以内の年式のプリウスを選べば、2回目の車検にあたる前のタイミングとなります。

このタイミングでは、大きな交換部品は不要な場合が多く、安心して乗車できるためおすすめです。

修復歴で選ぶ

中古車の場合、無事故の自動車がある一方で、事故車が市場に流通している場合もあります。事故車といっても、しっかりと整備し直して走行できる状態で販売されていますが、微妙にフレームがゆがんでいて走行時に微小な振動が発生することがあるかもしれません。

プリウスの中古車を選ぶ場合、修理歴をしっかりと確認して、どのような修理がされているのかをチェックしましょう。走行に影響を及ぼさない修理歴であれば、過度に気にする必要はありません。

ただし、大きな修理をおこなった履歴がある場合は、実際の車両の状態を試乗などによって確認することをおすすめします。

喫煙車かどうかで選ぶ

自動車でドライブを楽しむ場合、車内環境はとても重要となります。特に、臭いは非常に気になるものであり、中古車を購入する際にはしっかりチェックしたい項目です。

喫煙車をを選んだ場合、臭いが車内に染みこんでいて、なかなか除去できない場合が多いです。喫煙しない方にとっては特に臭いが気になり、不快な思いをしなければならないため、喫煙車かどうかをよく確認してください。

水没車かどうかで選ぶ

近年、日本でもゲリラ豪雨などの自然災害によって、自動車が水没してしまうケースがあります。水没車が中古車市場に出回るケースも多いですが、水没車はエンジンなどの電気系統に水分が侵入している可能性が考えられます。

これにより、現時点では問題がなくても、徐々に腐食によって故障してしまうかもしれません。エンジンが故障して修理する場合、数十万円と高い費用がかかるため、見た目が良くても水没車は避けるようにしましょう。

費用で選ぶ

どれだけ魅力的な中古のプリウスを見つけても、価格が高いと購入できません。状態が非常に良かったり装備が充実していたりする中古車の場合、新車と遜色ない価格で販売されているケースもあります。

新車との価格差をしっかりと比較して、手の届きやすい価格で販売されている中古車を選んでください。プリウスの中古車の相場については、中古のプリウスの費用相場の記事で詳しく解説しています。

デザインで選ぶ

プリウスは、年式によってデザインが異なるため、自分好みのデザインであるかどうかで選ぶことも重要です。特に、年式によってデザイン的に以下のような違いがあります。

• ヘッドライトの形状
• フロントやリアバンパーの形状
• 外観デザイン

初代モデルのプリウスは、比較的スタンダードな形状を採用していました。一方、新型のプリウスはかなり個性的であり、癖の強いデザインを採用しています。

どのようなデザインを望むのかを明確にして、自分好みのデザインの中古車を選ぶことをおすすめします。

【タイプ別】中古車プリウスのおすすめモデル

ここでは、タイプ別に中古車プリウスのおすすめモデルを紹介します。ぜひ最適なモデルを見つけて、優良中古車を見つけてください。

4代目プリウス（50系プリウス）｜新車並みに綺麗なプリウスに乗りたい方

• JC08モード燃料では最大40.8km/L
• 他にはない2股に分岐したヘッドライトが印象的
• 後期モデルでは全車に専用通信機DCMが標準装備

50系プリウスは新型プリウスの1世代前のモデルで、まだ新車並みに綺麗なプリウスが多いです。JC08モード燃料では最大40.8km/Lという圧倒的な高燃費で、後期モデルには全車に専用通信機DCMが標準装備されるなど、安全性能も格段に向上しました。

また、50系前期特有のヘッドライトは個性的で、魅力に感じている方も多いです。

3代目プリウス（30系プリウス）｜コスパよくプリウスに乗りたい方

• 発売から1ヶ月で約18万台を受注するメガヒットモデルで台数が多い
• 3つの走行モデルを選択可能
• 後期モデルは赤いテールランプでより目立ちやすい

30系プリウスは、前期モデルの場合は既に発売より10年以上経過している中古車が多く、安く購入できるチャンスがあります。また、発売から1ヶ月で約18万台を受注するメガヒットモデルでもあり、中古車自体も豊富な点が魅力です。

3つの走行モデルを選択可能など走りの面でもこだわっており、後期モデルでは赤いテールランプで個性を演出できるでしょう。

2代目プリウス｜とにかく安くプリウスに乗りたい方

• おむすび型のハッチバックが印象的
• 3ナンバーに拡大
• THS IIを搭載してモーター出力が初代から1.5倍アップ

2代目プリウスは、おむすび型のハッチバックが印象的ですが、癖が少ないので幅広い年代の方に愛されているモデルです。ボディはワイド化されて、全幅が1,730mmに拡大されたことで、3ナンバーモデルとなっています。

THS IIを搭載して走りの性能がアップしたと同時に、燃費は10・15モードで35.5km/Lと当時世界最高を誇るなど、燃費の良さも魅力的です。

中古車プリウスを選ぶ際の注意点

中古車プリウスを選ぶ際には、以下の点に注意して選ぶことをおすすめします。

• ハイブリッドシステムの状態を確認する
• 安全装備の有無を確認する
• バッテリーの寿命を意識する
• 点検記録簿を確認する

各注意点について、詳しく解説します。

ハイブリッドシステムの状態を確認する

プリウスを支えるハイブリッドシステムは、先に紹介した通り15万キロが1つの目安となり、超えると故障するリスクが高まります。そこで、ハイブリッドシステムの状態をよく確認して選ぶことが重要です。

プリウスのハイブリッドシステムについては、プリウスのエンジンがかからない原因の記事で詳しく解説しています。

安全装備の有無を確認する

4代目プリウスの後期型には、「Toyota Safety Sense」が全車標準装備されています。これにより、さらに安全に走行することができるため、おすすめです。

しかし、4代目以前のモデルではA以上のグレードのみでの装備となっています。もし安全装置にこだわっている場合は注意が必要です。

プリウスの安全装置については、プリウスの安全装置の記事で詳しく解説しています。

バッテリーの寿命を意識する

プリウスはハイブリッド車であるため、以下2つのバッテリーが存在します。

• 駆動用バッテリー
• 補機バッテリー

駆動用バッテリーの場合、15万キロから20万キロが寿命の目安となります。一方で、補助バッテリーは5年程度が寿命となるため、中古車を購入する際は寿命を意識しましょう。

点検記録簿を確認する

プリウスの中古車を選ぶ際には、点検記録簿のチェックは必須です。適切な点検を実施しているかどうかによって、自動車のコンディションが大きく左右されます。

そのため、点検記録簿をしっかり確認して、適切なメンテナンスや点検を実施しているプリウスを選んで購入してください。

まとめ

プリウスの中古車を選ぶ際は、どうしても価格ばかりに目が行きがちです。しかし、購入して失敗したと感じないようにしっかりと確認した上で購入するのがおすすめです。特に、走行距離や年式、故障歴などをよく確認することが重要です。

大阪のプリウス専門店であるナビゲートオートモービルでは、優良な中古プリウスを多く販売しています。中古のプリウスの購入を検討している方はぜひお気軽にお問い合わせください。

中古のプリウスを購入するならナビゲートがおすすめ

引用元：ナビゲート公式HP

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